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見上げれば なすすべもなく そこに在る。 流れゆく中 そのどちらもが 只々在るという レミオロメンラブログ。


by y-youths

粉雪ライブ (続き)

↑の記事の続きです。



7.コスモス

この曲の時だと思うけど、間奏で、藤巻くんは藤巻くん側のお客さんの方へ近づき、前田くんはこっち側に出て来てくれた。
お客さん盛り上がる。近づいてくれるのは嬉しいよね。

私は少し跳んでて、サビでは拳を上げてた。
でも周りが激しくないのと、ステージが下方にあるので、拳を高く上げるというより、前田くんに向かって、一回一回小さくガッツポーズみたいな感じ。
“月にうさぎ~”ではやっぱ藤巻くんは思いっきり上げて歌った。

話が戻って更に逸れますが・・、
ビールとプリンの“太っても私のせいじゃないわと~”とか、豆電球の最後の“さあ手を握ろう~”とか、あと、この後の雨上がりの最後とか、上げて歌ってました。
ライブならではで、良いですよね。

でも、何かの曲で、定番の“上げ”じゃなく新鮮なのがあったと思う。なのに完全に忘れた・・。
ファルセットで上げ上げだった気がする・・。でも勘違い覚えかもしれない・・。
気になる。今度スペシャ見たらわかるかな。

8.雨上がり

やっぱり雨上がりは欠かせない。山梨で聴く雨上がり。
最初のオッ!オッ!は、ぼちぼちだったかな?
でもサビの時に会場を見ると、みんな拳を上げていた。
跳んだりするのは危険なので無理だけど、みんなでめっちゃ盛りあがった。

ラストの前の間奏、オイッオイッのところで、藤巻くんがこちら側に来てくれた。
この時前田くんは逆に向こうに行ってた。二人の位置が入れ替わった。
藤巻くんがこっち側に来てくれたのはこの時だけだったと思う。

私の周りでオイオイ言ってる人は多くなかった。
そこで、藤巻くんは、こっち側のお客さんを見上げて、笑顔&上目遣いで、オイッオイッと自ら言って、あおってくれた。
体と頭の動きでもオイッオイッとリズムをとりながら。

豆電球の時に続いて、この時も、私の前に手摺があって本当に良かったって思う。
私は、もうこの藤巻くんの笑顔に卒倒しそうでした。
なんなんでしょうか、あの、雨上がりとは思えない、ほんにゃかした柔らかい笑顔は。
私自身はオイオイの時、めっちゃ気合入れて叫ぶので絶対恐い顔だと思う。
今後は藤巻くんを見習っていこう。

あおってもらって、私は声の大きさが急に大きくなりました。
そして周りの人達も言い出だした・・かな?
でもオイオイ部分、その後すぐに終わってしまったからな・・。
藤巻くんも向こうに戻ってしまった・・。さよなら愛しい人。

9.南風

これも冬の曲なんだよね。寒い冬に暖かくHAPPYになれる南風。
サビでは会場全体、みんなで手を左右にふっていた。
その光景は、何度見ても素敵。

神宮司くんが幸せそうに笑う。前田くんも幸せそうに笑う。
前田くんは跳んだり揺れたり神宮司くんと向き合ったり。
なんとなーくですが、最初に比べると、後半、もっと前田くんの笑顔が見たいーという感じになってたので(←たぶん神宮司くんの笑顔を見すぎて、それを基準にしてしまったせいと思われる)、だから南風でかなり笑顔の前田くんを見て幸せでした。

南風のラストか、もしくは蒼の世界のラストかあやふやですが、
神宮司くんが最後に、すごい楽しそうにドラムをめっちゃ叩き鳴らして、他の二人も最後は神宮司くんの方を向いて弾いてて、
神宮司くんはそんな中、笑顔全開のまま天を仰いで叩き、そうやって終わったのがあって、印象的でした。

10.蒼の世界

「2ヶ月連続リリースを、秋と冬ってしたんですが、秋の方の曲です。」と言って入った。

ジャパサでも聴いたんですけど、本当にジャパサは前田くんばっか見てたのです。
あの時の前田くんは本当に素敵で・・・、省略します。
今回は神宮司くんをかなり見ました。

サビに入るまで神宮司くんは、軽く叩きながら会場のある所をずっと笑顔で見てた。中央の下のあたりかな?
2番でも、サビまではやっぱりそこをずっと笑顔で見てた、と思う。お友達とかかもしれない。
考えてみれば、なんせ地元だから、ご家族やお友達なんかもいらっしゃいましたよね、きっと。
地元って良いなあ。

CDだと打ち込みから生ドラムになるところ、ライブでは全部生ドラムですよね?
CDで打ち込みを使ったのは、その方がメリハリもついてサビが引き立つし・・って事でしたよね。でもサビで爆発する感じは、全部生ドラムでも、凄かった!
まさに一気に!一気にエネルギーが爆発!

この日、最初は前田祭りだったのに、いつのまにか神宮司くんメインになってましたね。

11.3月9日

「3月9日聴いてください。」と藤巻くんが言って、すぐ入った。

何だか、この曲の時だけ、色々考えて聴いてました。
この曲もやってくれると予想はしてたけど、予想以上に、山梨で3月9日を聴くってね、何か感慨深くて、色々考えてしまった。

色んな人が、それぞれの想いで聴くこの曲。みんなにとってそれぞれ特別な意味を持つであろうこの曲。
何度聴いても、どんな時に聴いても、いつも同じ気持ちが浮かんでくる人もいるだろうけど、私は違う。違うんだけど、でも基本的には感謝の気持ち。
この時は、色んな人達のお陰で今ここに居られるんだなって思ってた。その色んな人達を思った。
チケットを譲りますよって言ってくれた人の中に、結婚1周年の記念ライブとして夫婦で参加しますって言ってた方がいた。今この曲を夫婦で聴いてるんだな、素敵だなって思ったり。
その方を含め、色んな人達のお陰だな、と。
一緒に聴いてるTBTもそう。今日来れなかったTBTもそう。ありがとう、と思った。

レミオロメンが最初に山梨で友人の為に作った曲。
年月を経て、また山梨で、でも全く別の形で演奏されるこの曲。
他にも、どんどん巷で、色んな場面で流されるようになったこの曲。
レミオロメンにとっても意味が変わっていく曲。聴く側にとっても意味が変わっていく曲。
でも変わらない曲。
変わらないだけの力がある、すごい曲だなあ。

それから、少し前に雑誌のインタビューで藤巻くんが言ってた事も思い出した。
なんだか不安になって、走って買いに行ったあの雑誌で、最後にあの言葉を読んだ時、涙が溢れた。
年月を経て、今この曲を歌う時に改めて見えること、その中に、聴いてる私達もいるって事。
今は、山梨でどういう気持ちでこの曲を歌っているんだろう、と思った。
山梨には大切な人達が沢山いるんだろうな、きっとその人達の事を思って届けてるんだね。
今聴いてる私達も、大切な人達に入ってるかなあ・・、そういう事も。

ぐるぐる考えながら、でも結局、聴く、という意味では上の空だった・・?
だって、山梨で3月9日を演奏してるそんなレミオロメンは、どーだったのか、よく覚えてないんですよね・・・。

12.粉雪

「3月にエーテルっていうアルバムを出して、その後4月にここの近くの山中湖で合宿をしたんですけど、今よりもっと雪もあって・・、そんな環境の中でこの曲が出来たんですけど、この曲をここで演奏するのを楽しみにしてきました。最後に粉雪っていう曲を聴いてください。」

曲紹介の言葉はあやふやですが・・。
最後って言葉に反応してお客さんからは“ええー・・”という声もありました。私も、もう終わり?って感じでした。
でもみんなすぐに拍手に変わりました。

藤巻くんのギターが入る。
前田くんと神宮司くんも完全に入ってる表情。

なんか、表情が見えるってね、大きいですね。
その表情だけでも伝わってくるものが凄かったです。
演奏者の表情や動きを見ながら聴けるって、凄いことなんだよね。

本当は耳だけで充分だと思う。思いは音に顕著に表れると思う。
でも結果論、音の前に見てしまって、その時点で感じるものが、凄く大きかったんですよね。
ストレートでタイトで熱くって言ってた神宮司くん。
そういう気持ちを聞いてたから、特に神宮司くんが気になった。

そして、私は粉雪の間、神宮司くんの表情とドラミングをずっと見ながら聴いた。
終わってから振り返ると、粉雪のときの記憶、ほぼ神宮司くんしかないです。
目を離すのは無理でした。

2番の途中で、はらり、はらり・・と、粉雪が降ってきたんです!
これは、演出だったんですけど・・、曇ってたから、寒かったから、本物の雪だと思った人もいたんじゃないかな。
天候がね、富士山がキレイに見える快晴が良いって思ってたんですけど、この演出の事を思うと、ベストな天候だったかもしれない。

その時、・・非常に言いづらいんですが・・、感動しませんでした。←!!!
いや、瞬間は、感動というか、鳥肌が立ちましたよ。だって、粉雪の時に粉雪ふってくるんですよ。ヤバイですよ。
あの、最初の、一つ目の粉雪が目に入ってきた瞬間の記憶は、深く脳裏に刻まれて、いつまでも消えることはないです。
しかしすぐに、
「ああ、あの時(M+)、言われちゃってたんだ~」って思いました・・。
それまで神宮司くんの表情とドラミングに引っ張られて、『粉雪』に入ってたのに、逆に現実にちょっと戻されました・・。

ここまで、こんな私の感想めいたものを長々と読んで下さった皆さん、最後にきて本当にすみません。私はこんなヤツなんです。

でも、粉雪はどんどん舞い続けて・・、最高の雰囲気でした。素晴らしかったですよ。
こんな私が言っても説得力ないですかね・・。
M+を思い出した時は「(苦笑)」だったんですけど、実際、粉雪が舞う中で粉雪を聴いているんですよ。
あれ以上に素晴らしいロケーションはないですよ。だって、曲の世界と同じですよ。
なんだか書いてて言い訳がましいかな・・。

粉雪が舞う中、藤巻くんの叫ぶような唄声が、いっそう張り裂けんばかりに響き渡る。
神宮司くんの表情、ますます気持ちが入ってきて、これ以上ないくらいに“くる”。
ドラミング・・、すごい。すごいよ。どうしてこんなに伝わってくるんだろう。
感情が大きくなるのに、拡がることなく、どんどん締め付けられる感じで、実際に胸が痛くなるほどで、呼吸もまたおかしくなりました。

ラストに向かって、さらに、さらに、響いてくる。熱い。耐え難いほど熱くなってくる。
でも感情は、ただただ熱く渦巻いてて、特に何かを思ったわけでもなかったんですよね・・。
この地で粉雪を聴けている事に対してとか、大切な気持ちに立ち返ったりするとか、そういうのはなかった。
個人的に2番のAメロの歌詞がヤバイので、その時はちょっと歌詞がきてしまったけど、後は、ただただ神宮司くんのドラミングに感動してました。

それでも、良かった。素晴らしかった。
生演奏を見て、生音を聴く事で伝わってくるものって、
生きている人が生きている人に届けるって事なんだ、と。
ライブって、生きているって事なんだ、と。
改めて感動しました。神宮司くん、ありがとう。




終わって、拍手いっぱいの中、3人が前に並ぶ。
笑顔。満足したような、ホッとしたような、最高の笑顔。
手を挙げる。お辞儀をする。笑顔。
皆川さんが遅れてきて並んで、4人になる。
皆川さんを忘れてたって事で?、3人も会場も笑う。
4人で手を繋いで、その手を掲げる。4人でお辞儀をする。笑顔。
武道館のときみたいだった。

みんなずっと拍手。
ありがとう。ありがとう。本当に素晴らしいライブをありがとう。
4人が去っていく。


粉雪が流れる。
拍手がそのまま、アンコールの手拍子になって、その内、粉雪に合わせた手拍子になった。
粉雪が終わった。「本日はありがとうございました。」とアナウンスが流れた。

アンコールはなかった。ちょっと残念だった。
粉雪ライブ、粉雪をラストに聴いて、それで終わったのが1番良かったのかもしれないけど、実際それで、この上なく素晴らしかったけど、個人的に、粉雪と同じくらいNo Border が聴きたかったので・・。

思ったより短かったのですが、でもとても濃い時間で、本当に素晴らしいライブでした。





振り返って・・、いやあ、神宮司くんを堪能したな。
例えば、この日は何度もスティック回しも見て、シンバル止めも、そーっと優しく止めるのと、さっとピタって止めるのと、何度も見て。
思えば、今までのライブではあまりそれらの記憶がない。その事からも、この日は神宮司くんだったとわかる。

最初は、また前田祭りになるかと思ったけど・・、あの見る角度がそうさせたと思う。
しつこく言いますが、神宮司くんのドラミングがとてもよく見えた。
本当にすごく素敵なドラミング。私、やっとわかったかもしれない(笑)。

藤巻くんの声もすごく良かった。
力強く、柔らかく、伸びていた。
ベタな事しか書けないけど、とても良かった。

セットリストを見てもらえばわかるけど、選曲は、激しい系は少なくて、温かい選曲だった。
雨上がりの後、もう1曲くらい激しい系かと思ったけど南風だったし。
山梨でやる山梨時代の曲、とかも踏まえて、全ての曲が、あの場所とか雰囲気に合ってた。
「粉雪ライブ」にぴったりだった。

会場自体も跳んだりできない造りなので、ライブハウスのようなノリ方は無理なんだけど、それでも一体感があって、みんながみんな、温かくレミオロメンを包んでいた。

曲間も、1曲1曲空いてた。
1曲終わる度に、会場から拍手が起こり、藤巻くんが「ありがとう。」と言ってた。

とにかく温かかった。
気温は寒かったかもしれないけど、本当に温かいライブだった。
あんなに温かいライブは、レミオロメンと山梨の地でしか出来ないライブだった。
いや、レミオロメンが好きな人達がみんな温かいから、温かいライブになるのかな。
レミオロメンが、聴く人達を温かくしているのかな。
みんなレミオロメンが好きで、みんなで幸せを共有した、素晴らしい時間だった。


今回同行させてもらった子は、レミオのライブは初だったんだけど、話してると激しいライブが好きな感じだったんです。
途中から隣で、ただステージを見てるって感じになってたので、もしかして、この雰囲気がイマイチなのかなあって、凄く気になってたんですが、終わってから聞いてみると、ただ聴き入ってしまった、と。
あまりに良くて、ノルとか出来なくて、ただ聴き入ってしまった、と言ってました。


本当に、一生の思い出になったライブでした。
山梨でレミオロメンを聴ける、という事をはじめ、色んな意味で、元々スペシャルなライブ。
そして私には、更に、感謝の気持ちが溢れたライブでした。

どうしても粉雪ライブに行きたかった。
あまりにも行きたすぎたので、根拠のない希望があったんですよね。
こんなに行きたいんだから、当たるんじゃないかなっていう・・単純な希望が(笑)。
行けないってなって、想像以上に“無理”な心理状態だったんですけど、一旦、諦めたというか、腐りきってしまって、どうでもよくなったんですよね。
でも一緒に行きたいねって言ってた子が、もう少し頑張ってみようって言ってくれて、そして、参加する事ができました。

本当に、色んな方々のお陰です。
レミオロメンが好きな人達は、本当に温かい人ばかりなんだなあって、改めて思いました。

最後まで諦めないでいようって言ってくれたあなた、ありがとう。
私一人なら諦めてた。一緒に行けて本当に嬉しかった。

そして、同行させてくれたあなた、本当に本当にありがとう。
やっぱり駄目かなって思ってたので、連絡をくれた時は涙が止まりませんでした。

他にも声をかけてくれた方が沢山いました。
行ける事になったんですって伝えると、みんな喜んでくれました。
一緒に楽しみましょうって言ってくれた皆さん、ありがとう。

行きたい人が、みんな行けますようにって願ってくれたあなた達、ありがとう。
あなた達が願ってくれたから、私も行く事ができました。

粉雪ライブで会いたいねって言ってくれたあなた達、そのお陰で行く事ができました。
本当に会いたかったから、会えて嬉しかったです。ありがとう。

素敵な想い出をつくってねって、行ってらっしゃいって言ってくれたあなた達、ありがとう。
素敵な一生の想い出ができました。
その想い出の中に、あなた達の魂も一緒にいました。一緒に聴いてました。
今回会えなかったあなた達も、絶対いつか一緒にレミオロメンに会いたいです。

来れて良かったねって、行けて良かったねって言ってくれたあなた達、ありがとう。
本当に、本当に良かったです・・・。

素敵なライブをつくってくれた、レミオロメンと、皆川さんと、スタッフの方々と、
あの場所であの時間を共有できた方々と、行けなかったけど想いを馳せてた方々と、
レミオロメンが好きな全ての方々へ。
本当のありがとうは、ありがとうじゃ足りないのかもしれないけど・・、

それでも心から、ありがとうございました!!



※最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。
by y-youths | 2005-11-24 01:26